KISSA's Break |
なんともズボラな私であります。
ここしばらくさぼっていた、更新したかった出来事を今更新しちゃおうって思ってます。 いろいろなことを更新したいと思いながら、なかなかアップできない理由。 それは本当にただただ私がズボラだから。でしかありませんが。 数々あった更新したかったことから抜粋して、 少し写真とともにうしろを振り返り(悪い意味ではなく)アップさせていただきます。 あまりの季節感のなさに更新から省かれたものもありますが、 あえてここでアップしたものに日付は載せません(笑) 服装などでご想像ください。。。 埼玉に越してきて初めてのシルバークレイ教室を開催! お二人とも手先が器用で、出来上がった作品も素敵!かつ完成度高いです。 お一人は洋裁のプロ。もうお一人はピアノの先生。 なーるほど。 楽しく受けていただいたようで、時間もあっと言う間でした。 シルバークレイは粘土素材なので手軽に銀製品を作れて、一日で完成できるところに魅力があります。 金属そのものの加工はそうはいきません。。。根気と時間がかなり必要です。 シルバークレイ教室は日時ご相談により承っておりますので、是非ご希望の方はご連絡ください! と、さりげなく宣伝でした(笑)さりげなくない、、、(笑) 今度ちゃんと宣伝します。。。 狭くてごめんなさいなお教室ですが、お二人ともすごい集中力! 焼成時間はお茶とおしゃべりタイム。 洋裁のプロさんの作品 クロスをベースにうっすらとアジサイのガクの葉脈をデザインが素敵です ピアノの先生さんの作品 さすがピアノの先生!音符です。反対側は葉脈がデザインされてます。 裏表違うデザインで両方楽しめるとは考えました!! ブラッシュアップと思い、某ジュエリー専門学校のセミナーに参加しました! 時間と予算の都合で選んだ講座は2つ。 気になる講座がいくつかありましたが、それは来年のお楽しみに。。。 技術はまだ必要なの?と、よく聞かれます。 もちろん今の技術でも作品はできます。 でも作品の幅を広げると言うところでは技術はまだまだ欲しいところです。 技術だけじゃないところもありますが。 普段使っている技法でも、あとちょっとのところが足りない!と思うこともあります。 とにかく。金属を扱うのにはそれはもういろいろな技法があるのです。 技術があってもそれを生かせないと意味はないのですが、 自分の思いを作品に表現するには邪魔にならなければ技術はあったほうがいいと私は思うのです。 ちなみに邪魔になるくらいの技術を持ってないので、そう思う?だけの話かもですが(笑) 大学や工房で教わった技法でももっと食い下がって学びなおすこともまた良いものです。 今回も実は今まで知らなかった金属の特性や技術のコツを学べました。 本当に恥ずかしいくらい、今更の”え???知らなかった・・・”の連続でしたー。 ハンマーワーク 金槌で金属をたたいて成形する技法 鍛金(たんきん)のことです 大学で銅の板を用いて鍋など作ったこともありますが、今回のお題のこのバングル(腕輪)は 形をどう成形したらこれになるか? この鍛金という技法を掘り下げて普段使っていないし、専門でもない私にはまったくわからないものでした。 一体どうやったらこうできる?知りたい!これがこの講座を受けた理由のひとつ。 教えてもらうと、なるほどー。でしたが、いやー改めてすごい技法と思いました。 なぜかと言うと。。。 この銀の角棒を切ったり貼ったりせずに、バナーと金槌とちょっとした道具のみで、叩いたり曲げたりしながら このバングルの形を作っていける技法だからです。 金属やっている私ですら、ミラクルな技法だったのできっとわからない方にはまったくのハテナかと思います。 普段私が用いている彫金という技法は主に金属を切ってくっつけて、、、というものです。 でも切ったり貼ったりせずにこの硬い銀の棒をまるで粘土のように形づくって行く様はまるで魔法です! 高い技術力が必要ですが今後ちょっとずつですが作品に取り入れて行けたらいいですね。 とは言え、経験や努力も必要ですから簡単なことではないですが。。。 昔、私には向いてないと投げ出してしまった技法ですが、 金属の特性を生かした素晴らしい技法だと改めて思いました。 ゴールド・フォイル・オーバー・レイ 韓国の伝統技法Kom Boo(クンブー) 金属の表面処理で何かもっと新しい技術があったら、、、と思って受けた講座。 銀の板に金箔をはる。見るに聞くに単純な技法でしたが、この技法は奥が深~い。。。 溶着して貼りつける接合を普通考えますが、これは拡散接合というものだそうです。 時間、温度、圧力を使って分子レベルで金属同士を混ぜることによって接合させる。 ということらしいです。なので、一度くっつくと簡単にははがすことができないもの。 かなり、強度のある表面処理ができるものと思われます。 この写真のような少し厚めの金箔を好きな形に切って、乗せて熱して圧力をかけて貼りつける。 説明だと非常に簡単に聞こえませんか? これがまた金箔を切ったり乗せたりするだけで、意外と大変で。 細かい作業だけに、気が緩むと金箔のパーツが鼻息でふわーっと。。。となりかねません。 しかしこの技法、糊の役割(銀ろうとか)を果たすものはいっさいありません。 銀と金を温度と時間と圧力で接合。 うーん。金属の世界、まだまだ奥が深い! でもこの技法はコツさえつかんで練習すればかなり使えそうです☆ この技法にせよ上記のハンマーワークにせよ、 この専門学校の先生の技術を教え方は素晴らしかったです。 学びに来ている方たちもみな個人で頑張っておられる方で、 学ぶ気満々の充実した時間をみなさんと過ごすことができました。 今回のうしろ振り返りながらのアップは以上でーす。 こういうのはマメにアップしたいもんですね。アハハ
by studiokissa
| 2011-11-10 15:11
| 生活
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